
会社で封書を送付する際、市販されている無地の封筒を使用しているのなら、自社オリジナルの封筒の作成を検討してみてはいかがでしょうか。
オリジナルのアイテムを使えば、会社のイメージアップや業務効率改善などのメリットが得られるため、いまやビジネスには欠かせない存在となっています。
こちらの記事では、ビジネスでよく用いられている封筒の大きさや種類、ネットでの印刷発注の流れをご紹介していますので、参考にして発注の際に役立ててください。
自社封筒を作成するメリット
相手先に強く印象付けられる
封書を送る相手先に会社を強く印象付けるツールとして、自社オリジナルの封筒が活用できます。
会社のロゴマークやキャッチフレーズを入れたり、イメージカラーを使用することでインパクトの強いデザインとなり、社名や取り扱っている商品などをアピールすることができます。
封書を受け取る相手の印象を良くするには、誰もが好感を抱くようなすっきりとしたデザインを心がけることがポイントです。
他社との差別化は大切ですが、デザインに統一感を持たせ、決して派手すぎる印象にならないようにしましょう。
差出人を記入する手間が省ける
市販の封筒を使用すると、当然差出人の記入をしなければなりません。
住所や社名を書いたりハンコを押したりするのは、一回ずつの労力は少しであっても、封書を出すたびに毎回行うとなると、業務の効率が悪く、社員の負担にもなります。
自社オリジナルの封筒を発注する際、あらかじめ社名や住所、電話番号を印刷しておけば、記入の手間が省けて、社員の負担も軽減されます。
会社の信頼度がアップする
自社オリジナルの封筒があることで、会社の信頼度アップやブランディングに効果があります。
美しくデザインされたオリジナルの封筒は、受け取る相手にきちんとした会社という印象を与えることができ、イメージアップに貢献します。
封筒の大きさや種類
大きさ
ビジネスでよく用いられるサイズには、以下の3種類があります。
封筒作成にかかる費用の相場は、オーダーする枚数によって異なり、一般的に枚数が多くなるほど1枚当たりの費用は安くなります。
角2封筒は、A4用紙がそのままの状態で入るサイズです。
書類やカタログ、パンフレットなどの厚みのある書類や、折り目を付けられない書類の送付に利用されます。
印刷を発注した際の費用の相場は、1枚当たり15円から35円ほどになります。
長3封筒は、A4用紙を横に3つ折りしたものが入るサイズの縦長の形状です。
ビジネス用としても最もメジャーなものとして普及しており、様々な書類の送付に向いています。
費用の相場は、1枚当たり10円から30円ほどです。
洋長3封筒は、A4用紙を横に3つ折りにしたものが入るサイズのこちらは横長の形状です。
請求書やDMの送付に適しています。
料金の相場は、1枚当たり15円から25円ほどです。
便利な窓付き
窓付き封筒とは、封筒の一部が透明なフィルムになっており、そこから中の書類が見えるタイプのものです。
封入する書類に宛名を印刷して窓から見えるようにしておけば、封筒自体に宛名を記入する手間を省くことができます。
DMや伝票類を大量に送付する際によく利用される方法です。
窓付きであれば、宛名と中の書類を入れ間違えて別の方へ書類を送ってしまうというミスが防げます。
印刷をネット注文しよう
自社で印刷するときれいにできない場合が多い
市販の封筒を購入し、印刷ソフトを使用して自社のプリンターで印刷しようとする会社もありますが、きれいに印刷できない場合が多いです。
また、印刷にかかるコストも膨らんでしまいます。
きれいに安く仕上げたいなら、専門の業者に依頼するのがおすすめです。
自社のプリンターでは不可能な印刷の方法やレイアウトも、業者に発注すれば可能となります
デザインのコツ
印刷の発注は、業者が手掛けるネットの印刷サービスを利用すれば手軽に行うことができます。
作成したデータを入稿し印刷してもらうことになりますが、データを作成する際に心がけたいデザインのコツがいくつかあります。
封筒は会社の顔として相手先に送付されるものですので、自社を最大限にアピールできるデザインになるようにします。
社名は、一目で分かるように一番わかりやすい位置にします。
そのほか、住所や電話番号はもちろんのこと、HPのURLやQRコードなどの基本的な情報を記載します。
会社のロゴマークがあれば、そちらも配置します。
会社のイメージカラーを全体や部分的に使用して、印象的にすることもできます。
この時に気を付けたいのが、多色刷りにしてカラフルにしすぎないことです。
基本はすっきりと見やすいデザインにすることが大切です。
例えば本体を白にして、社名の周りにワンポイントとしてイメージカラーを配置すれば、ごちゃごちゃした印象にはならないでしょう。
まとめ
自社オリジナルの封筒には、ビジネスの可能性が詰まっています。
中小企業や起業して間もない会社ほど、自社の認知度を高めてイメージを向上させるツールとして活用できます。
あらゆる面で高い効果を発揮してくれますので、積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。