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女性新入社員向けの名刺入れは黒や茶色が鉄板
基本的に、ビジネス用の名刺入れは、男女を問わず落ち着いた暗めの色を選ぶのが一般的です。
世の中にはおしゃれな赤やピンク、紫などの名刺入れもたくさん販売されていますが、パリコレでモデルが着用していた服を普段着にすると街中で浮いてしまうのと同じように、ビジネスシーンに華やかな色味の名刺入れは合いません。
ビジネスシーンにおける名刺入れの鉄板カラーは、
●黒
●茶色(キャメル・ダークブラウン)
●ネイビー
です。
ただし、女性の場合は男性に比べて色の選択肢が少し広がるため、シックな色ならグリーンやベージュなどを利用しても構いません。
名刺入れは、名刺交換をする際に名刺よりも先に見られるアイテムです。
華美なものや奇抜な色を使ったものを選ぶと、悪目立ちしてしまいます。
比較的堅い職場であれば、「社風や職場の雰囲気を理解できていない」「学生気分のまま仕事をしている」と見られる可能性もあるので、ビビッドな色使いの名刺入れは避けましょう。
なお、おしゃれさが非常に重要なファッション業界やアパレル企業に入社した場合は、おしゃれな名刺入れを選べる場合もあります。
とはいえ、特殊なケースを除けば、新入社員のときから取引先や先輩社員から目をつけられるような仕事道具選びをする必要はありません。
落ち着いたカラーでも上品なデザインの商品はあるので、名刺入れは黒・茶・ネイビーなどから選びましょう。
女性新入社員向けの名刺入れはシンプルな無地がおすすめ
色以外に注意したいのが、名刺入れのデザインです。
ビジネスの現場では、あまり目立たない色・柄の名刺入れがよしとされています。
そのため、ひと目でブランド物だとわかる特徴的なデザインになっていたり、ブランドロゴが大きく見えていたりするデザインを選んだりすると、「ミーハーな人かもしれない」「ビジネスマナーを知らないのか」と判断されるリスクが高いです。
基本的には、女性新入社員ならシンプルな無地の名刺入れを選びましょう。
ブランド物を選ぶ場合は、一部に小さくロゴが入っていて、一見してもブランド物だとわからないものを選ぶのがおすすめです。
少しでもデザインに凝りたい場合は、本革製で名刺入れの内側に別のデザインが入っているものを選ぶという手もあります。
名刺入れにはツヤ感のない革製を使おう
名刺入れの素材としては、
●革(合皮・本革)
●アルミ
などが一般的です。
ただし、初めて名刺入れを購入するなら、レザーでできた名刺入れにすることをおすすめします。
理由は、
●革製なら安っぽく見えない
●本革だとお手入れ次第で何年も使える
●柔らかくて使いやすい
●革は伸びるのでより多くの名刺を収納できる
からです。
市販されている名刺入れには、エナメルなどツヤ感の強い製品もありますが、光沢のある名刺入れは照明を反射して目立ってしまうのでおすすめできません。
なお、レザーの名刺入れは、財布や革靴と違って、ほとんどの商品がツヤ感のない仕上げになっていて選びやすいメリットもあります。
エンボス加工などを駆使して目立たないおしゃれを施している名刺入れもありますし、単純に商品数も多いため選択肢も広いです。
さまざまなブランドの名刺入れを見ていけば、気にいるものが見つかるでしょう。
新入社員には何十枚も収納できる仕切りつきの名刺入れが必須
女性新入社員の名刺入れ選びで重要なポイントのひとつが、収納量の多さです。
基準としては、最低でも一度に30枚以上収納できるものを選ぶとよいでしょう。
新入社員として入社した直後は、新人研修や勉強会、セミナーなどで多くの人と名刺交換をする機会があります。
イベントの規模によっては、30枚入る名刺入れを用意していても足りなくなることも少なくありません。
何枚入りの名刺入れを用意したほうがよいのかは、会社の規模や社員研修の内容、配属先によっても変わってくるため、わからない場合は先輩社員や上司に質問して決めましょう。
また、目立たないながらも重要なのが、「仕切り」のある名刺入れを買うことです。
比較的入る枚数の少ない名刺入れだと、仕切りがついてないものも多いですが、仕切りがないと単純に不便です。
イベントなどで立て続けに名刺交換をする場合、仕切りがあれば受け取った名刺と自分の名刺をわけておくことができます。
名刺入れを毎回確認しなくても、仕切りでわけていれば間違って他人の名刺を出してしまう心配はありません。
仕切りがあるタイプを選んだほうが、スムーズに名刺交換を乗り切ることができるでしょう。
迷ったときは有名ブランドで1万円前後のものを選ぶと外さない
色やデザイン、素材、仕切りの有無などを押さえたうえで、「結局どの名刺入れを買えばよいのかわからない」ときは、デパートの女性向けブランドで、1万円前後の名刺入れを購入するのがおすすめです。
数百円から1,000円前後で販売されている名刺入れは、どうしても安っぽさが目立ちます。
デパートに入っているような有名メーカーであれば、つくりもしっかりしていますし、ビジネスに使える定番のデザインがいつでも手に入るので、最初の名刺入れには多少お金をかけましょう。