「名刺を作りたいけれど、何から始めればいいのか分からない」「業者に頼むべきか、自作すべきか判断がつかない」そんな悩みを抱えていませんか?
初めて名刺作成を担当することになった方にとって、作り方の選択肢は意外と多く、どの方法が最適なのか迷ってしまうものです。
本記事では、名刺の作り方を5つの方法に分けて詳しく解説し、さらに制作時に押さえるべきポイントもご紹介します。
名刺の作り方は主にこの5種類|自作から業者まで
名刺を作成する方法は、大きく分けて5つあります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、用途や予算、納期に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。
名刺の作り方①Word・Excelを使う
もっとも身近で手軽な方法が、Microsoft OfficeのWordやExcelを使った名刺作成です。多くの会社で導入されているソフトウェアなので、新たな投資をせずに始められます。
メリットは、操作に慣れている人が多く学習コストが低いこと、無料のテンプレートが豊富に提供されていること、自宅や会社のパソコンですぐに作成開始できること、印刷も含めて完全に自分のペースで進められることが挙げられます。
一方でデメリットは、デザインの自由度が限られること、フォントが使用PC環境に依存すること、印刷設定やデータ調整が必要なこと、プロ仕様の仕上がりにするには技術が必要なことです。
WordやExcelでの名刺作成は、とりあえず名刺が必要で、デザインにそれほどこだわらない場合に適しています。社内用の簡易的な名刺や、試作段階での名刺作成におすすめです。
Wordのテンプレートを使った名刺の作り方
ここでは、Wordを使った具体的な作成手順をご紹介します。
まず、Wordを開き「ファイル」タブから「新規」を選択します。次に検索ボックスに「名刺」と入力して検索し、気に入ったテンプレートを選択して「作成」をクリックします。
テンプレートが開いたら、氏名、会社名、連絡先などの情報を入力し、フォントやサイズ、色を調整してデザインを整えます。最後に印刷設定を確認してから印刷を実行します。
注意点として、印刷時は名刺用紙のサイズに合わせた設定が必要です。また、家庭用プリンターでは印刷品質に限界があることも理解しておきましょう。
名刺の作り方②Illustrator・Photoshopを使う
プロのデザイナーも使用するAdobe社のIllustratorやPhotoshopを使用する方法です。本格的なデザインを一から作成したい場合に最適です。
メリットは、デザインの自由度が非常に高いこと、プロレベルの仕上がりが可能なこと、豊富なフォントや素材を活用できることです。
デメリットは、ソフトウェアが有料(月額制)であること、操作習得に時間がかかること、初心者には敷居が高いこと、印刷は自身で手配が必要なことです。
IllustratorやPhotoshopは、デザインに強いこだわりがある場合や、企業ブランディングを重視する名刺作成に適しています。ただし、初心者が短期間で習得するのは困難なため、デザイン経験者向けの方法と言えるでしょう。
名刺の作り方③Canvaを使う
近年人気が高まっているオンラインデザインツール「Canva」を使用する方法です。直感的な操作でプロ並みのデザインが作成できます。
メリットは、豊富なテンプレートが無料で利用可能なこと、デザインした名刺をそのまま発注できること、写真やイラスト素材が充実していることです。
デメリットは、インターネット接続が必要なこと、一部機能は有料プランが必要なことです。
Canvaは、デザイン初心者でもおしゃれな名刺を作りたい場合に最適です。特に、個人事業主や小規模企業での利用に人気があります。
名刺の作り方④スマートフォンアプリを使う
スマートフォンの名刺作成アプリを使用する方法です。移動中や外出先でも名刺作成ができる手軽さが魅力です。
メリットは、いつでもどこでも作成可能なこと、アプリのダウンロードのみで始められること、タッチ操作で直感的に作成できることです。
デメリットは、画面が小さく細かい作業が困難なことです。
スマートフォンアプリは、急遽名刺が必要になった場合の応急処置や、個人利用の簡易的な名刺作成に適しています。
名刺の作り方⑤名刺作成サービスを利用する
プロの印刷会社が提供する名刺作成サービスを利用する方法です。デザインから印刷まで一貫してお任せできます。
メリットは、プロ品質の仕上がりが保証されること、デザインテンプレートが豊富なこと、印刷設定や用紙選択をプロに任せられること、大量印刷にも対応可能なことです。
デメリットは、費用がかかること、納期がかかる場合があること、細かい要望が伝えにくいことです。
名刺作成サービスは、ビジネス用の高品質な名刺が必要で、デザインや印刷の専門知識がない場合に最適です。とくに、企業の顔となる重要な名刺作成には確実な選択肢と言えるでしょう。
名刺を作る際に押さえておくべきポイント
名刺作成の方法が決まったら、次は実際の制作に取り掛かります。ここでは、どの方法を選んでも共通して重要なポイントをご紹介します。
記載する情報
名刺に載せる情報は、相手に必要な連絡手段を提供することが目的です。
基本情報として、氏名(ふりがながあると親切)、会社名・組織名、部署名・役職名、住所(本社または事業所)、電話番号(代表番号・直通番号)、FAX番号(必要に応じて)、メールアドレス、WebサイトのURL等を記載します。
追加情報として、会社ロゴ、QRコード、SNSアカウント、資格・認定情報、事業内容の簡単な説明などを載せることもできます。
注意点として、情報を詰め込みすぎると読みにくくなります。相手にとって本当に必要な情報を精選し、見やすいレイアウトを心がけましょう。
サイズ
名刺のサイズは用途や地域によって異なりますが、日本では以下の4種類が主流です。
・4号(標準):55×91mmで、日本で最も一般的なサイズです。ビジネス全般で使用されます。 ・3号(小型):49×85mmで、コンパクトで携帯しやすく、ショップカードに適しています。 ・欧米サイズ:51×89mmの国際標準サイズで、外資系企業や海外展開企業で使用されます。 ・二つ折り:182×55mmまたは91×110mmで、情報量を多く載せられるため、詳細な事業説明が必要な場合に適しています。
一般的なビジネス用途であれば、4号サイズ(55×91mm)を選択するのが無難です。既存の名刺入れやファイルに収まりやすく、相手にとっても扱いやすいサイズです。
こちらの記事では、一般的な名刺のサイズについて解説しています。 適したピクセル数も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
紙の種類
名刺の印象は紙質によって大きく左右されます。主な用紙の特徴をご紹介します。
マットコート紙は、つや消し加工で上品な質感があり、落ち着いた信頼感を与えるため、一般企業に適しています。コート紙(光沢紙)は、光沢があり色鮮やかで、華やかでモダンな印象を与えるため、デザイン業に適しています。
上質紙は、自然な風合いで筆記しやすく、親しみやすく誠実な印象を与えるため、一般的な名刺に適しています。ケント紙は、少しざらついており、鉛筆でも書き込みできます。
LIMEXは、石が原料で環境配慮型の用紙で、革新的でエコな印象を与えるため、環境関連企業に適しています。
用紙選択の際は、自社のイメージや業界の慣習を考慮しましょう。迷った場合は、マットコート紙を選択すれば失敗が少ないでしょう。
デザイン・フォント
名刺のデザインは、情報の見やすさと企業イメージの両立が重要です。以下のポイントを押さえましょう。
余白を意識する
適切な余白は、名刺の品格を大きく左右します。周囲に最低5mmの余白を確保し、情報をグループ化して関連する項目をまとめ、重要な情報(氏名、会社名)を目立たせる配置にします。
余白が不足すると安っぽい印象を与えてしまいます。「詰め込みすぎず、ゆとりを持った配置」を心がけましょう。
文字の配置を揃える
整列は、プロフェッショナルな印象を与える重要な要素です。左揃え、中央揃え、右揃えを統一し、文字のベースラインを合わせ、情報の階層を視覚的に表現します。
不揃いな配置は読みにくく、信頼感を損なう可能性があります。
会社のイメージに合ったフォントを選ぶ
フォント選択は、企業の個性を表現する重要な要素です。
明朝体は、上品で格調高い印象を与え、士業、金融、伝統的な業界に適しており、読みやすく信頼感を与えます。ゴシック体は、モダンでスタイリッシュな印象を与え、IT、デザイン、新興企業に適しており、視認性が高くインパクトがあります。
手書き風フォントは、親しみやすく温かい印象を与え、サービス業やクリエイティブ業界に適していますが、個性的である反面、ビジネス用途では注意が必要です。フォントは、読みやすさを最優先に選択しましょう。
名刺の印刷方法
名刺の印刷は、自宅のプリンターで行う方法とプロの印刷会社に依頼する方法があります。
家庭用プリンターでの印刷のメリットは、少量印刷に適していること、急ぎの場合にすぐ対応できること、印刷コストを抑えられること、試し刷りが手軽にできることです。デメリットは、印刷品質に限界があること、用紙の選択肢が限られること、大量印刷には不向きなこと、カットが手作業で仕上がりにバラつきが出ることです。
プロの印刷会社に依頼するメリットは、高品質な仕上がりが保証されること、豊富な用紙から選択できること、特殊加工(箔押し、エンボスなど)が可能なこと、大量印刷でもコストパフォーマンスがよいことです。
デメリットは、初期費用が高いこと、納期がかかること、小ロット印刷は割高となる場合が多いことです。
ビジネス用途で継続的に使用する名刺であれば、プロの印刷会社への依頼をおすすめします。初期投資は必要ですが、相手に与える印象や耐久性を考慮すると、長期的にはコストパフォーマンスが優れています。
まとめ
名刺の作り方は、Word・Excelでの自作から専門的なソフトウェア、オンラインサービス、スマートフォンアプリ、そして名刺作成サービスまで多様な選択肢があります。それぞれの方法にメリット・デメリットがあるため、予算、納期、品質への要求レベルに応じて最適な方法を選択することが重要です。
制作時は、記載情報の精選、適切なサイズの選択、用紙の種類、そしてデザインの統一感を意識しましょう。
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