名刺は、工夫次第で単なる連絡先の交換ツールから、営業成果を高める手段へと変えることが可能です。とくに、デザインや記載内容、渡し方のマナー、受け取ったあとの管理方法を工夫することで、相手との信頼関係を築きやすくなり、営業成果の向上につながります。
本記事では、名刺を営業の武器として活かすための作成ポイントと活用術を解説します。「名刺のメリットを十分に活用できていない」「営業成績アップにつながる名刺を作りたい」方は、ぜひ参考にしてください。
営業職の名刺を作る際の4つのポイント
営業職にとって名刺は、単なる自己紹介ツールではなく、第一印象を左右し、ビジネスチャンスを広げる重要なアイテムです。ちょっとした工夫ひとつで、相手の記憶に残り、商談のきっかけになることもあります。
ここでは、営業職の名刺作成において意識したい4つのポイントを紹介します。
業種に合わせたデザインを選ぶ
名刺は、業種や企業のイメージに合ったデザインを選ぶことが大切です。たとえば、広告やWeb制作などのクリエイティブ業界では、個性やセンスを感じられるデザインが効果的です。フォントや行間、紙の質感までこだわると、印象に残りやすくなるでしょう。
一方で、医療や介護などの分野では、清潔感や安心感を伝えるシンプルなデザインが好まれます。業界の特性や伝えたいイメージを検討し、自社に合った名刺作りを目指しましょう。
キャッチコピーを入れる
名刺には、役職や会社名だけでなく、自分の強みが端的に伝わるひと言を添えると効果的です。たとえば「〇〇での豊富な実績」や「じっくり聴く営業で課題を解決します」など、自分の価値を伝えることで、印象に残りやすくなります。
キャッチコピーがあると、会話のきっかけになり、相手との距離を縮められます。自分の得意分野や経験を端的に伝えられるコピーを検討し、自身の魅力を印象づけましょう。
顔写真を入れる
名刺に顔写真を入れると、相手に覚えてもらいやすくなります。あとから「この人に連絡しよう」と思い出してもらうきっかけになり、商談や相談など、ビジネスの機会を創出できます。
顔写真は、清潔感のある服装や自然な笑顔のものを選ぶのがポイントです。親しみやすさや信頼感が伝わり、好印象を与えられます。とくに営業職や士業など、人柄が重要視される職業では、顔写真を入れるとよいでしょう。
会話の話題になる情報を入れる
名刺に趣味や出身地、資格などの情報があると、相手と話すきっかけができます。たとえば「マラソンが趣味」や「〇〇県出身」といった内容を入れると、共通点を見つけやすくなり、初対面でも自然と話が広がります。
名刺交換をきっかけに会話が弾み、相手との距離がぐっと縮まるでしょう。
営業職の名刺に必要な情報
名刺はスペースに限りがあるため、伝えられる情報が限られます。限られたスペースで効果的に情報を伝えるには、内容の取捨選択が重要です。
名刺に入れるべき基本情報は、以下のとおりです。
- ・氏名
- ・会社名
- ・役職や部署名などの肩書き
- ・会社の電話番号や住所
- ・営業時間や定休日
- ・メールアドレス
- ・WebサイトURL
- ・会社のロゴ
- ・ビジネス用SNSのアカウント
- ・QRコード(実績紹介ページや商品紹介ページ、資料PDF、会社案内動画など)
- 1. 上司と相手の上司が交換
- 2. 自分と相手の上司が交換
- 3. 上司と相手の担当者が交換
- 4. 自分と相手の担当者が交換
これらの情報は、名刺を渡した相手に自分が誰で、どのように連絡を取ればよいかを正確に伝えるために不可欠な情報です。
一方、載せておくと効果的な補足情報は以下のとおりです。
SNSアカウントを名刺に入れると、名刺交換後のフォローをスムーズに行えます。また、QRコードを活用することで、名刺では伝えきれない補足情報を提供できます。
こちらの記事では、QRコード入りの名刺について解説しています。 作成方法や注意点も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
名刺交換の流れとマナー
名刺交換は、ビジネスにおけるあいさつのひとつです。どれほど印象的な名刺を用意しても、交換時の振る舞いが不適切では悪印象を与えるおそれがあります。相手に失礼のないようにするためにも、名刺交換の流れやマナーを事前に押さえておきましょう。
名刺交換の流れ
基本的な名刺交換の流れは以下のとおりです。
1. 名刺を渡すとき
名刺は、訪問した側から先に渡すのがマナーです。訪問する際はスムーズに出せるよう、事前に名刺入れから出しておきましょう。
また、名刺交換は両者とも立った状態で行います。会議室などで着席している場合でも、名刺を渡すときは必ず立ち上がり、相手の正面に移動してから渡しましょう。
渡す際は、両手で名刺を持ち、相手が読みやすい向きにして「○○会社の○○と申します」と名乗りながら差し出します。相手も同時に名刺を出してきた場合は、左手で相手の名刺を受け取り、右手で自分の名刺を差し出しましょう。
2. 名刺を受け取るとき
名刺を受け取るときも、両手で丁寧に受け取りましょう。受け取る際は「ありがとうございます」や「頂戴いたします」とひと言添えると、礼儀正しい印象を与えられます。
3. 名刺をしまうとき
受け取った名刺は、すぐに名刺入れの中に入れずに、自分の名刺入れの上にのせて机の左側に置いておくのがマナーです。複数の方と名刺交換をした場合は、相手が座っている順に名刺を並べておくと、名前と顔を覚えやすく、会話もスムーズになります。
名刺交換のマナー
名刺交換の場では、渡す順番・タイミング・名刺の内容を聞くときにもマナーがあります。以下では、それぞれのマナーを紹介します。
・名刺を渡す順番
名刺は、立場の高い方から先に渡すのがマナーです。たとえば、商談先に上司と同行する場合は、上司が先に名刺を渡します。相手側も複数人いる場合には、役職が上の方から順に名刺交換を進めます。
上司と自分、相手も上司と担当者の2名のケースにおける名刺交換の順序は、以下のとおりです。
基本的な流れとして、上記の順番を覚えておきましょう。
名刺を交換する際、訪問相手が先に出してきた場合でも慌てずに対応しましょう。名刺を一度受け取ったあと「ごあいさつが遅れました」などとひと言を添えて、自分の名刺を渡すと丁寧です。
相手の名前や企業名、住所などが読めないときは「失礼ですが、こちらはなんとお読みすればよろしいでしょうか?」と確認しましょう。間違った読み方で呼ぶと、かえって失礼にあたるため、名刺を受け取った時点で聞いておくと安心です。
営業成績アップにつながる名刺管理術
受け取った名刺をそのまま放置していては、せっかくのご縁も活かしきれません。リードの獲得や商談のチャンスにつなげていくためには、名刺の効率的な管理が不可欠です。ここでは、営業成績アップにつながる名刺管理術を3つ紹介します。
名刺管理ソフトを導入する
紙の名刺におけるリスクをなくすためにも、名刺管理ソフトを活用しましょう。
紙の名刺をまとめてファイルに保管すると、紛失のリスクがあるうえに、探す際に手間がかかります。名刺をスキャンしてデータ化すると、情報をひとつの場所にまとめて管理でき、名前や会社名で容易に検索できます。
また、社内での顧客情報共有が円滑になり、CRMツールとの連携によって営業活動の効率化にもつながります。
会った日や相手の特徴をメモしておく
名刺を受け取ったあとは、受け取った際の会話内容や、相手の印象などを簡単にメモしておくと、今後の営業に役立ちます。また、顔と名前を覚えるのが苦手な方は、相手の特徴や簡単な似顔絵を添えておくのもおすすめです。
相手に関する情報をメモすることで、次回の連絡や商談時に相手の関心や人柄に合った対応ができ、信頼関係の構築につながります。
定期的にコンタクトを取る
名刺を受け取った相手とは、定期的にコンタクトを取ることが大切です。お礼のメール送信やイベント情報の共有、季節のあいさつなどを通じて、気にかけている印象を自然に伝えられます。
継続的なコミュニケーションの積み重ねが、ふとしたときに思い出してもらえるきっかけになり、信頼関係の強化や将来の取引の可能性につながります。
まとめ
名刺は、営業成果を左右する重要なツールです。デザインや情報の工夫、マナーを意識することで印象が高まり、信頼関係の構築にもつながります。さらに管理や活用方法を見直すことで、営業成績アップに直結するツールになるでしょう。
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