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ネイリストが印象に残る名刺を作るには?作成のメリットとコツについて解説

ネイリストの名刺は、顧客の興味を引き、集客につなげる重要なビジネスツールといえます。とはいえ「何を載せるべきか」「印象的なデザインにするにはどうすればよいか」と迷う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ネイリストの名刺に必要な情報やデザインのコツなどを解説します。名刺の内容やデザインに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

ネイリストに名刺が必要な理由

ネイリストにとって名刺は、連絡先の紹介以上の役割を持つ重要な営業ツールです。あなたやサロンの魅力を最大限に伝え、この人だから・このお店だからと、お客様から選ばれる理由を作る媒体といえます。

日本ネイリスト協会のレポート『ネイル白書2023』によると、国内のネイルサービス施設の数は、2023年時点で3万を超えています。競争の激しい市場において、とくに個人や小規模のサロンは、認知度拡大のためのリソースが限られています。そのため、名刺が集客やブランディングの重要な役割を果たします。

また、ネイリストの名刺にはショップカードの機能も持たせるのがおすすめです。キャンペーン情報を提供したり、公式サイトやSNSに飛ぶQRコードを掲載したりして、継続的な集客の武器として活用しましょう。

ネイリストが名刺を持つメリット

ネイリストが名刺兼ショップカードを持つことには、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。以下では、ネイリストが名刺を持つメリットを3点ご紹介します。

認知度を上げる

1つめは、認知度を上げられることです。受け取った人が思わず誰かに話したくなるような、素敵なデザインや情報が盛り込まれていれば、それだけで口コミのきっかけになります。

ネイルをしたお客様が「どこでやったの?」と聞かれた際に、ショップの名刺があればスムーズに紹介してもらえるため、サロンの認知度を自然に広げることにつながります。

顧客獲得につながる

2つめは顧客獲得につながることです。個人や小規模のサロンでは、大手と比べ広告宣伝の予算が限られる分、人との直接的な接点を増やす手段として名刺が活躍します。

手に取った瞬間、ネイリストとしての個性やこだわりが伝わる名刺は、相手に強い印象を与え、この人にお願いしてみたいと感じてもらいやすくなります。名刺そのものをブランディングツールと考え、顧客の心を掴む印象的なデザインに仕上げましょう。

サロンの情報にアクセスしやすくなる

3つめは、サロンの情報にアクセスしやすくなることです。連絡先や施術メニューといった基本情報のほか、SNSや予約サイトのQRコードを載せれば、お客様はワンタップで詳細を確認でき、次回予約もスムーズに行えます。

こちらから最新のデザインやキャンペーンなどの情報を随時提供することで、日頃からサロンへの関心を高めてもらいやすくなります。

ネイリストの名刺に記載しておきたいこと

ここからは、ネイリストの名刺に記載しておくべき項目を解説します。

サロンの基本情報

あなた自身やサロンのことを覚えてもらうために、以下の基本情報は必ず載せましょう。

  • ・サロン名
  • ・自分の名前
  • ・住所
  • ・電話番号
  • ・メールアドレス
  • ・営業時間
  • ・定休日
  • ・SNSや公式サイトのQRコード

これらは予約〜来店のために最低限必要な情報です。スペースに余裕があれば「◯◯駅から徒歩△△分」「◯◯公園の真横」のように、サロンへのアクセスを記載しておくと、お客様が道のりをイメージしやすくなり、来店のハードルを下げられます。

自宅サロンでは、プライバシー保護のために住所を記載したくない場合があるかもしれません。かといって、記載がないとサロンの実在性を疑われる可能性があります。その場合は、住所の途中までを記し、詳細はご予約時にご案内といった文言を添えましょう。

・例:東京都練馬区春日町(詳細はご予約時にご案内)

出張型のケースでは、上記に加えて対応エリアの情報も必要です。

・例:東京都練馬区を中心に、23区内への出張が可能です

また、拠点とする場所の住所は記載しておいた方が、運営の実態がはっきりする分お客様から信頼されやすくなります。

ネイル作品の写真

ネイル作品の写真が掲載されていると、お客様はデザインの雰囲気や技術力などを視覚的に理解でき、イメージを膨らませやすくなります。文字だけでは表現しにくいニュアンスも、写真なら一目で伝わります。

ただし、写真はスペースを取るため、ほかの情報との兼ね合いには注意が必要です。紙面に余裕がない場合、2つ折り名刺を使えば、情報量を増やしつつ写真も効果的に活用できます。

資格情報

取得した資格を記載することで、ネイリストとしての専門性と信頼性をアピールできます。ネイリスト技能検定やJNAジェルネイル技能検定を持っている場合、名前や役職のそばに添えておくとよいでしょう。

ただし、一般の多くの方はその資格がどれだけすごいのかがピンときません。資格情報は魅力を伝えるうえでの補助的な役割と考え、ほかの要素と組み合わせてアピールするのがおすすめです。

キャッチコピー

サロンや自分自身の魅力を端的に伝えるには、キャッチコピーを添えるのも効果的です。

あなたのネイルデザインがもたらす価値を、短いフレーズで表現してみましょう。お客様にどんな良いことがあるのかを言葉にできると、名刺を手にしてもらった瞬間、強い印象を与えることができます。

施術メニュー

施術メニューを掲載すると、お客様が受けられるサービスをすぐに把握でき、興味を持ちやすくなります。価格もあわせて明記すればなお親切です。

メニューを載せる場所は裏面が一般的ですが、写真などを活用すると紙面に余裕がなくなることもあります。その場合、前述のように2つ折りの名刺にする、または推したいメニューに絞るといった工夫をしましょう。

より印象的な名刺にするためのポイント

ただ魅力を伝えるだけでなく、他店との違いを明確にするためには、どのような工夫が考えられるでしょうか。以下に3つのアイデアをご紹介します。

サロンのイメージに合ったデザインにする

ネイリストの名刺は、サロンのコンセプトや雰囲気とマッチしたデザインにすることが大切です。名刺とサロンの雰囲気が一致しないと、ブランドイメージに一貫性が生まれず、お客様の期待感を損なってしまいます。

たとえば、落ち着いた大人向けのサロンなら、グレーやネイビーといったシックなカラーを基調とし、洗練されたフォントを使用すると効果的です。一方、明るく可愛らしいイメージであれば、パステルカラーや手書き風イラストを取り入れることで親しみやすさを表現できます。

このように、名刺もサロンの一部という意識を持ち、お店全体で統一したテイストを心がけましょう。ブランドイメージがよりはっきりとして、お客様の印象に残りやすくなります。

こちらの記事では、名刺デザインの相場について解説しています。デザイン作成の主な依頼先についても取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

名刺デザインの相場は?デザイン作成の主な依頼先も紹介

名刺デザインの相場は?デザイン作成の主な依頼先も紹介

こちらの記事では、名刺デザインの相場について解説しています。合わせて、デザイン作成の主な依頼先も解説しています。

サロンや自分の特徴を記載する

写真やキャッチコピーを駆使し、サロンやあなたの特徴、強み、こだわりなどを伝えることで、他店と差別化しつつ顧客の興味を引くことができます。

その際に意識すべきは、それによってお客様にどんな良いことがあるのかという視点です。自身にメリットがあってはじめて、お客様は特徴や強み、こだわりなどを魅力だと感じます。

既存のお客様に、サロンや自分の魅力を聞いてみるのも有効です。実際の声を取り入れることで、相手に刺さるメッセージを名刺に反映できるでしょう。

使用する紙にこだわってみる

名刺の印象は、紙の種類によって大きく変わります。見た目や触り心地にこだわることで特別感を演出し、お客様の期待感を高める効果があります。

たとえば、マット紙は落ち着いた上品な雰囲気、光沢紙は華やかで洗練された雰囲気、クラフト紙はナチュラルで個性的な雰囲気を演出できます。また、エンボス加工や箔押しは、細部への心配りを伝え、施術のクオリティを印象付けるのに有効です。

業者によっては紙のサンプルを提供してくれるため、一度手に取って比較し、サロンのイメージに合うものを選びましょう。

まとめ

サロンのコンセプトや雰囲気とマッチし、必要な情報が見やすく配置された名刺は、受け取った人の心に残り、来店のきっかけとなるでしょう。名刺からサロンの魅力が伝われば、リピーター増加や紹介による新規獲得にもつながります。

名刺の仕上がりにこだわりたい方は、プロの印刷サービスを活用するのもおすすめです。株式会社サイバーネットのプリントバーンでは、ネイリスト向けの名刺にも対応した高品質な印刷サービスを提供しています。

特別感を演出できる高級紙や、ブランドイメージを映えさせるエンボス加工なども選択可能です。名刺作成をお考えの方は、ぜひ活用してみてください。

※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です

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