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名刺に載せる情報・内容について!基本的な項目と必要に応じて入れる項目

社会人にとって、名刺はなくてはならないビジネスアイテムです。初対面の人とコミュニケーションを取るきっかけになるだけでなく、自分の情報を相手に簡潔に伝えられます。

そのため、名刺にどんな情報を、どのように載せるのかは非常に重要です。しかし、名刺を自分で作った経験がなければ、どのように名刺に載せる情報を決めればよいのか、検討がつきにくいのではないでしょうか。

そこで、今回は名刺に載せる情報と内容、基本的な項目や、必要に応じて記載しておきたい項目についてご紹介します。ぜひ最後までご覧いただき、名刺作りの参考にしてください。

名刺に載せる情報

相手に自分と会社の情報を伝えるために、名刺に何を記載すればよいのか、順番にみていきましょう。

基本的に入れるべき項目

名刺は、相手に自分の情報を伝えるためのツールです。そのため、名刺を受け取った側が自分の情報を理解できなければ、本来の役割を果たせておらず、意味がありません。

名刺交換をした相手に、自分がどのような会社に在籍しているのか理解してもらえることが最低限の条件です。さらに、関心を持ってもらうために、記載する情報の取捨選択が重要でしょう。以下、名刺に記載しておきたい基本項目になります。

氏名

名刺に入れておかなければならない情報はいくつかありますが、その筆頭が氏名です。自己紹介用のツールである名刺に、名前の記載がないのはありえません。必ず氏名は載せておきましょう。

また、氏名を入れる場合はふりがなも振っておくと、もらった側にとって親切です。せっかく名刺を交換してコミュニケーションの機会を設けたにも関わらず、相手に名前を間違えられてしまったら、お互いに気まずい雰囲気になってしまいます。相手への配慮の一環として、ふりがなもできるだけ記載しておきましょう。

法人名/会社名

氏名と同じくらい名刺に記載しておきたい重要な情報が、自分が所属している法人名、または会社名です。これから仕事で関わるかもしれない相手の所属が分からないのは、ビジネスで一番重要といっても過言ではない信用を築く際、大きな障害になります。

また、法人名や会社名は、略称で記載するのはおすすめしません。必ず正式名称で記載しましょう。

部署

自身が所属している会社に、複数の部署が存在しているのであれば、部署名も載せておくのがよいです。部署の記載があれば、電話の取り次ぎなどの対応もスムーズに行えます。

また、部署を記載する場合は、課まで細かく載せておきましょう。

役職・肩書き

役職や肩書きがあれば、必ず記載しましょう。役職や肩書きは、相手に対して自分の立場を示すほか、取引の決定権の有無を判断させるためにも重要な情報です。

また、役職や肩書きによっては相手の対応が変わり、仕事を優位に進められる可能性があります。

役職や肩書きを名刺に載せる場所は決まっています。横書きの形式なら氏名の左上、縦書きの形式なら氏名の右上に役職、または肩書きを記載しましょう。

ロゴ

名刺に会社のロゴを入れておくと、受け取った側がどの会社の名刺かすぐに理解できます。何より見た目が華やかになるため、デザインとしてもロゴは忘れずに記載しておきましょう。

また、近年では「持続可能な開発目標」を示すSDGsのロゴを名刺に記載する企業も増えています。これにより、名刺を交換するだけで、SDGsを支援する企業や団に所属しているとアピールできます。

住所

名刺には、住所の情報も必ず載せておきましょう。その際、会社の本社がある住所だけでなく、事務所や店舗の住所も記載します。郵便物のやり取りをする場合、相手に手間をかけさせないための配慮です。

また、住所は必ず正式名称で載せましょう。都道府県から郵便番号、そして建物の名前まで、横着せずすべて必要な情報として記載します。

電話番号

最近はメールでのやりとりが一般的になりつつありますが、緊急対応の際に電話をかけることもあります。そのため、必ず電話番号も記載しておきましょう。

電話番号は会社代表のものだけでなく、個人でやりとりできる携帯の番号や内戦番号など、複数記載しておくと相手に親切です。フリーランスや営業職の場合は、一番連絡がつきやすい番号のみを記載しても問題ありません。

営業時間と定休日

せっかく名刺交換をした相手から電話やメールで連絡がきても、営業時間外や定休日のせいで対応できず、ビジネスチャンスを失うこともあります。そのため、きちんと営業時間と定休日の情報を記載しておきましょう。

WebサイトのURLとメールアドレス

最近は自社サイトを有している会社も増えています。名刺のやり取りだけでは伝えられない会社の情報を知ってもらうためにも、WebサイトのURLを載せておきましょう。

また、メールアドレスの記載も忘れずに行いましょう。最近は個人でメールアドレスを所有していることも珍しくないので、名刺に名前が記載されている本人に届くものを載せます。

必要に応じて入れる項目

ここまで取り上げてきた情報を名刺に盛り込めば、名刺としての役割を十分果たしてくれるでしょう。

プラスアルファの効果を狙うのであれば、会社で運用しているSNSのアカウントを記載するのもよいでしょう。SNSで会社の日常風景をアップしておけば、相手に会社の雰囲気を伝えられます。

また、相手にインパクトを残したいなら、似顔絵を使用するのもよいでしょう。本人の特徴を捉えた似顔絵があれば顔も覚えてもらいやすく、話のタネにもなるので一石二鳥です。独自のデザインを取り入れて、個性を出しましょう。

名刺を作成する際のルール

名刺に載せる情報、そして項目について解説してきました。続いては、名刺を作成する際のルールをご説明します。

基本的に、名刺作りは自由に行っても問題はありません。しかし、いくつかポイントを押さえておくと、相手にとって読みやすく、わかりやすい名刺を作ることが可能です。そのポイントを順番にみていきましょう。

名刺入れに収まるサイズにする

名刺作りでありがちな失敗が、サイズの設定ミスです。日本の名刺のサイズは基本的に91mm×55mmで統一されており、これは縦型の名刺でも横型の名刺でも変わりません。

基本のサイズを下回る分には問題ありませんが、上回る場合は名刺入れに名刺が保管できないなど、扱いが極端に難しくなります。そのため、デザインを決める段階で大きさの確認をしておくことが大切です。

フォントサイズは最低5.5pt以上にする

名刺を作成する際には、文字のフォントサイズにも気を配りましょう。名刺を作成すとき、できるだけ多くの情報を載せたいと思い、名刺の文字を小さくする人もいます。

しかし、文字が小さすぎると文字が読めず、相手に余計な負担をかける可能性が高いでしょう。フォントサイズは最低でも5.5pt以上にし、情報を多く入れたい場合は、文字の配置場所などを工夫するとよいです。

名刺に使うフォントの選び方

名刺に使うフォントの選び方

ビジネスマンの必須アイテムである名刺は、相手に印象を与える重要なものです。名刺作成の際は「ビジネスシーンに最適なフォントは何だろう?」と、フォント選びに迷うことがありませんか?勤務先でデザインが統一されている場合は簡単ですが、最初から考えるのは難しいもの。

読みづらい漢字にはフリガナをつける

会社名などに読みづらい漢字が使用されている場合は、ふりがなをつけておきましょう。名刺の受け取り手が名前の読み方に悩み、困惑しないための配慮です。

また、漢字に限らず、アルファベット表記の会社名や名前にもカタカナのふりがなを振っておきましょう。横文字に慣れていないご年配にも心配りが行き届いた、企業としての配慮を感じさせる名刺に仕上げられます。

必要に応じて英語で表記する

国内外でグローバル化が進んでいる昨今、英語を仕事で活用する場面も増えています。そのため、名刺の表記にも必要に応じて英語を取り入れるようにしましょう。

名前だけ英語表記にする場合は、ふりがなのように名前の上、または下に記載するやり方があります。もし会社名や所属まで英語表記にするのであれば、名刺の表面のみでは文字を記載しきれないので、裏面を活用してみましょう。

まとめ

以上、名刺に載せる情報や内容、そして基本的な項目と必要に応じて入れる項目について取り上げてきました。

名刺交換は、ビジネスの場面であれば必ず発生するイベントです。そのため、交換した名刺でどれだけ相手にこちらの情報を伝えられるかは、その後の仕事まで考えると非常に重要な要素といえます。

名刺を作る際には、自分は相手に何を伝えたいのか、それを理解してもらうためにはどうすればよいのか、事前にしっかり考えることが大切です。相手に対する配慮を忘れなければ、自ずと名刺に載せる情報や項目、デザインは決まります。

よい名刺を作成できれば、相手にも自分のことを覚えてもらいやすく、ビジネスチャンスを広げることが可能です。今回記事内で取り上げた注意事項を意識しながら、自分らしい名刺を作りましょう。

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