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名刺の厚さで印象が変わる!厚手・薄手の違いと選び方を解説

名刺の厚さは、単なる仕様の違いではありません。受け取った相手に与える印象を大きく左右し、ひいてはビジネスでの信頼関係の構築に影響を与える重要な要素です。

本記事では、名刺の厚さを表す単位の基礎知識から、厚手・薄手それぞれの特徴、職業や用途に応じた最適な選び方まで詳しく解説します。

紙の厚さを表す3種類の単位

名刺を印刷会社で注文する際「180kg」「220kg」といった表記を見て混乱した経験はありませんか?名刺の厚さを表す単位には3つの種類があり、それぞれ異なる基準で厚さを示しています。

連量

連量(れんりょう)とは、特定のサイズの紙を1,000枚重ねたときの重量を表す単位です。「斤量(きんりょう)」と呼ばれることもあり、単位は「kg」で表示されます。

四六判サイズ(788mm×1,091mm)の紙1,000枚が180kgの重さになる場合、その紙の連量はそのまま「180kg」となります。数値が大きいほど、紙が厚くて重いということを意味しており、名刺業界では160kg〜220kgの範囲が一般的です。

紙厚

紙厚(かみあつ)は、紙の物理的な厚さを直接測定した値です。単位は「mm(ミリメートル)」または「μm(マイクロメートル)」で表示され、1μmは1mmの1,000分の1の厚さです。

一般的な名刺の厚さは0.15mm〜0.3mm程度の範囲にあり、0.2mm前後が標準的とされています。最も直感的で理解しやすい表記方法ですが、同じ紙厚でも紙の種類によって質感や手触りが大きく異なることに注意しましょう。

坪量

坪量(つぼりょう)は、1㎡あたりの用紙の重量を示す単位です。「g/㎡」または「gsm」と表記されます。国際的に使用される標準的な表記方法で、より正確な紙の密度を表します。

名刺用紙として使用される紙の坪量は、通常150〜210g/㎡程度です。坪量が大きいほど、紙の密度が高く、厚みがあることを示します。

一般的な名刺の厚さ

名刺の厚さ選びで迷ったときに基準となるのが「一般的な厚さ」です。ビジネスシーンで最も多く使用されているのは、連量180kg(紙厚約0.2mm)の名刺です。この厚さは官製ハガキとほぼ同等で、手に取ったときに適度な重みと安定感があります。

180kgという厚さは、薄すぎず厚すぎない絶妙なバランスを保っています。名刺入れに収納しやすく、持ち運びの際もかさばりません。また、印刷適性もよく、文字や画像がくっきりと美しく仕上がります。

次に多く選ばれるのが220kgの厚さです。180kgよりもやや厚みがあり、より重厚感のある仕上がりになります。高級感を演出したい場合や、特別な場面で使用する名刺として選ばれることが多い厚さです。

基本的には厚い紙の方が高価

名刺の価格を決める要因のひとつが、用紙の厚さです。基本的に紙が厚くなるほど、材料費が高くなるため印刷コストも上昇します。

ただし、価格だけで厚さを決めるのは得策ではありません。安価な薄い紙を選んだ結果、相手にチープな印象を与えてしまっては、長期的なビジネス関係にマイナスの影響を与える可能性があります。

コストパフォーマンスを考慮しつつ、目的に応じた適切な厚さを選ぶことが重要です。

厚い名刺のメリット・デメリット

連量200kg以上の厚手の名刺には、独特の魅力と同時に注意すべき点があります。それぞれを詳しく見ていきましょう。

厚い名刺のメリット

ここでは、厚い名刺のメリットを見ていきましょう。

信頼感・重厚感・高級感が出せる

厚い名刺の最大の魅力は、受け取った瞬間に感じる重厚感です。手に取ったときのずっしりとした重みが「この人は信頼できそう」「きちんとした会社だな」という印象を相手に与えます。

とくに高額商品を扱う営業職や、専門的な知識が求められる士業の方にとって、厚い名刺は自分の専門性や信頼性をアピールする効果的なツールとなります。初対面の相手との信頼関係構築において、言葉以上に強いメッセージを伝えることができるのです。

耐久性が高く折れにくい

厚い名刺は物理的な強度が高く、折れ曲がりや破損に強いという実用的なメリットがあります。財布や名刺入れの中で長期間保管されても、きれいな状態を保ちやすくなります。

これは受け取った相手にとっても、保管しやすいというメリットになります。大切に保管してもらえれば、後日連絡をいただく際にも、名刺の状態が良好で印象もよいままです。

写真やイラストを印刷しやすい

厚い紙は印刷時のインクの吸収や発色が安定しており、写真やイラストを美しく再現できます。カラフルなデザインの名刺や、商品写真を掲載した名刺を作成する場合、厚い紙の方が色の再現性が高く、プロフェッショナルな仕上がりになります。

厚い名刺のデメリット

ここでは、厚い名刺のデメリットを見ていきましょう。

名刺入れの中でかさばり重くなる

厚い名刺の実用面での最大のデメリットは、かさばることです。通常の名刺入れには、厚い名刺だと収納できる枚数が大幅に制限されます。営業職など、日常的に多くの名刺を持ち歩く必要がある場合、重さも含めて負担になることがあります。

受け取った相手にとっても同様で、厚い名刺をたくさん受け取ると、名刺入れがパンパンになってしまう可能性があります。

堅い印象を与えてしまう可能性がある

重厚感がメリットである一方、業種によっては「堅すぎる」「近寄り難い」という印象を与えてしまう場合があります。とくに親しみやすさやカジュアルさを重視する業界では、厚すぎる名刺が逆効果になることもあります。

カフェやアパレルなど、気軽さを大切にするビジネスでは、適度な厚さに留めることを検討した方がよいでしょう。

薄い名刺のメリット・デメリット

連量160kg以下の薄手の名刺にも、独自の魅力があります。適切に使用すれば、効果的な印象づくりができます。

薄い名刺のメリット

ここでは、薄い名刺のメリットを見ていきましょう。

保管時にかさばらない

薄い名刺の最大のメリットは、保管のしやすさです。名刺入れにたくさん収納でき、持ち運びも軽量で便利です。受け取った相手にとっても、保管場所を取らないため喜ばれることがあります。

とくに展示会やイベントなど、一度に多くの名刺交換が行われる場では、薄い名刺の方が実用的な場合があります。

軽やかさや親しみやすさを感じさせられる

薄い名刺は、軽やかで洗練された印象を与えます。堅苦しさがなく、親しみやすい雰囲気を演出できるため、フレンドリーなコミュニケーションを重視する業界では効果的です。

若々しさやスピード感を表現したい場合にも、薄い名刺は適しています。

スタイリッシュな印象を与えられる

適切にデザインされた薄い名刺は、モダンでスタイリッシュな印象を与えることができます。とくにデザイン業界やIT業界など、センスや革新性が重視される分野では、薄い名刺が好まれる傾向があります。

薄い名刺のデメリット

ここでは、薄い名刺のデメリットを見ていきましょう。

耐久性が低い

薄い名刺の大きなデメリットは、物理的な強度の低さです。折れやすく、破れやすく、長期間の保管には適していません。財布の中で他のカードと一緒に保管されると、すぐに傷んでしまう可能性があります。

デザインによってはチープな印象になる

薄い名刺は、デザインや用紙選びを間違えると、安っぽい印象を与えてしまうリスクがあります。とくに重要な商談やフォーマルなビジネスシーンでは、相手に軽く見られてしまう可能性もあります。

薄い名刺を選ぶ場合は、用紙の質感やデザインの完成度により一層の注意を払う必要があります。

厚い名刺が向いている職業・薄い名刺が向いている職業

名刺の厚さ選びは、職業や業界の特性を考慮することが重要です。それぞれの特徴に合った厚さを選ぶことで、より効果的な印象づくりができます。

厚い名刺が向いている職業

信頼性や専門性が重視される職業では、厚い名刺が効果的です。弁護士、税理士、司法書士などの士業では、重厚感のある名刺が専門性と信頼性をアピールします。医師や歯科医師も同様に、患者さんに安心感を与えるため厚い名刺が適しています。

金融業界では、大切なお金を扱うという信頼性が何より重要です。銀行員、保険営業、資産運用アドバイザーなどは、厚い名刺によって安定感と信頼性を表現できます。

高級品を扱う営業職も厚い名刺向きです。不動産営業、高級車ディーラー、宝飾品販売などでは、商品の価値と自分の信頼性を名刺でも表現することが大切です。

薄い名刺が向いている職業

クリエイティブな職業や親しみやすさが重要な業界では、薄い名刺が効果的です。グラフィックデザイナー、WEBデザイナー、広告制作者などは、センスのよさとスタイリッシュさを薄い名刺で表現できます。

IT業界やスタートアップ企業では、革新性とスピード感が重視されるため、薄くてモダンな名刺が好まれます。美容師やエステティシャンなど、美的センスが問われる職業でも、洗練された薄い名刺が効果的です。

カフェ経営者、アパレル販売員、イベントプランナーなど、親しみやすさとカジュアルさが大切な職業では、厚すぎない名刺の方が相手との距離を縮めやすくなります。

厚さ以外でこだわるべきポイント

名刺の印象は厚さだけで決まるものではありません。総合的な品質と印象を高めるために、ほかの要素にも注目しましょう。

紙質

同じ厚さでも、紙質によって印象は大きく変わります。

上質紙 ナチュラルな質感で、落ち着いた印象
コート紙 光沢があり、写真の発色がよい
マットコート紙 上品で洗練された印象。触り心地も良好

和紙や再生紙などの特殊な紙質を選べば、環境への配慮や独自性をアピールできます。職業や個性に合わせて、最適な紙質を選ぶことが重要です。

サイズ

日本では55mm×91mmが標準的な名刺サイズです。このサイズは名刺入れにも収まりやすく、ビジネスシーンでは安心して使用できます。

欧米サイズ(51mm×89mm)は国際的な場面で重宝し、女性向けサイズ(49mm×85mm)は可愛らしい印象を与えます。用途に応じてサイズを選ぶことで、より効果的な印象づくりができます。

デザイン

いくらよい紙を使用しても、デザインが洗練されていなければ効果は半減します。文字の配置、色使い、余白のバランスなど、細部まで配慮されたデザインが重要です。

ロゴやブランドカラーを効果的に使用し、職業や個性を表現するデザインを心がけましょう。シンプルで読みやすく、記憶に残るデザインが理想的です。

まとめ

名刺の厚さは、相手に与える第一印象を大きく左右する重要な要素です。厚い名刺は信頼感と重厚感を与える一方で、薄い名刺は親しみやすさとスタイリッシュさを演出できます。職業や相手に与えたい印象を考慮して選択しましょう。

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